東方紅楼夢7オフレポ・CJDこいしちゃんこと天篭り氏を称える会




「……それで俺の子孫が未来から時空を改変しに来たってわけ」
「へー、凄いじゃん」

 いつも通りのたわいのない会話。俺は親友と共に、ありきたりな日常を送っていた。自分の部屋でお酒を飲みながらこいつとしゃべる。最高の贅沢だ。
 友人の話も一段落し、お酒も尽きた。ふと俺は次の話題を思いつく。思い出話とでもいうのだろうか。お酒が入ってたこともあって、あの日のことをこいつに話してみようと思ったのだ。
 忘れたくても忘れられない、一生の思い出を。

「……あのさ、俺の思い出を聞いてくれねぇか?」
「で、文明が栄えて人が生まれたんだよね。彼らは火を使って獣を退治し、それを食すことで生きながらえてたんだけどさ」
「あれは……東方紅楼夢7っていう同人即売会イベントでの出来事なんだけど……」
「…………それからというもの、女という生き物は色気を使ってきたんだけど。でもそのおかげでこの時間軸は女性の天下となるわけ。あの時のフラグがここで回収されたわけなんだけどさ。あー、富士山って凄いよなぁ」



☆☆☆☆☆

「ここがインデックス大阪かー」

 俺は今日、東方紅楼夢7というイベントのために夜行バスで東京から大阪に来ていた。長旅は疲れたが、イベントが楽しみという感情が勝っていてテンションも高い。
 サークル参加していた俺は、早めに入場してスペースに頒布物を並べる。イベント前の独特の緊張感。何度味わってもワクワクする。

「こんなもんだろ……。ちょっと時間が余っちゃったな。挨拶にでもいこうかな」

 早く開場入りしたこともあり、俺は少しだけ暇をもてあましてしまった。
 なので知り合いのサークルさんに挨拶に行こうと思いついたのだった。
 新刊を数冊持ち、地図をもって自分のスペースを離れた。だが、これがのちに悲劇を生むとは誰も予想していなかった。

「い-7b、ばぐ倉……ばぐ倉……と」

 ばぐ倉とはCJD(コスプレ女装男子の通称)である天篭り氏の同人サークルである。そう、俺は天篭り氏に挨拶しようと思いスペースを探していた。
 そしてスペースを見つける。

「あ、ここか。…………えっ!」

 スペースには天使がいた。
 そこにいたのは古明地こいしのコスプレをしている天篭り。いや、天篭りちゃん。いや、天篭りだった。
 彼は男でありながら見事に古明地こいしの可愛さと、自分自身の淫靡さを醸し出していた。女性が大好きな俺ですら引きつけられてしまう色気。覇王色のオーラ。それをまとっていた。
 通常のCJDは芸術、美しくも繊細なものだ。だが、天篭りは違う。限りなく卑猥なのだ。セックスシンボルという言葉がよく似合う。男の娘や女装の可愛さではなく、単純なエロス。「ちょっとヤラせてもらってよかですか?」「いいでやんす」という会話が成立する存在。
 そう、天篭りはそういった点において完璧であった。

「あ~、来てくれたんですね♪」
「て、天篭りさん……」
「もうココ、こんなに大きくして……こいし、エッチな気分になっちゃうよぉ?」

 天篭りは古明地こいしになりきっていた。こいしちゃんの要素に天篭りの下品さを足した究極のセックスモンスターが、其処には存在した。
 彼を見ていて不意に大きくなってしまった俺のペニス。それを見逃さなかったこいしコスの天篭りは、俺の股間をズボン越しから撫でてくるではないか。
 子どもをあやすように、そしていやらしく、手の平で勃起を愛撫してくる。
 目の前にいるのはこいしちゃん。だけど天篭り。だけど男。だけどエロい。自分の脳内がショートしそうになる。

「やだぁ♪ 私の、天篭りのおちんちんちゃん勃起しちゃったぁ♪ スカート持ち上げちゃったよぉ♪ こいしのおちんちん、悪い子っ♪ 悪い子ぉっ♪」
「う、あぁ……スゴイですわぁ……」

 俺の愚息を撫でていた天篭りのスカートに目を向けると、彼のスカートの前部分が膨らんでいた。柔らかな布地が持ち上げられていたのだ。テントを張った先端はカウパーで濡れていた。

「ん~♪ こいしのおちんちんっ♪ 我慢出来ないよぉ♪ 男なのに女装して興奮する変態でごめんなさいぃ……♪ おほぉっ♪」
「い、いいんだよ……」

 何故かなだめる俺。

「お兄ちゃんのせいなんだから……ばぐ倉新刊の【アンディファインドペットガール】を買ってくれないとヤダぁ♪ 天篭り怒っちゃうぞぉ! ぷんぷんのそーい!」
「5、5京冊買います……だから……だから……」
「だからぁ……?」
「だから……その……」

 ヤラせてください。
 俺はその一言が言えなかった。
 ここで彼に頼めばヤラせてくれるのだろう。アナルにぶち込んでホモセックス出来るのだろう。だが、俺のプライドが邪魔をする。
 一線を越えていいのか……?
 越えちゃダメなんじゃないのか……?
 度重なる苦悩ですでに俺の脳は半分以上、壊死していた。

「ウ……ア……テン……コモリ……ニンゲン……コロス……」
「お兄ちゃん、どうするのぉ?」
「セイギ……アク……ワカラナイ……ワカラナイ……」
「良心回路が壊れちゃったの?」

 俺は……。
 俺は……。
 俺は……。

「おい、そこの君! 「正義+勇気×優しさ」だ!」
「――ッ! ……セイギ+ユウキ×ヤサシサ=シンジルココロ! シンジルココロ!」
「そうだ、信じる心だ!」
「シンジルココロ! シンジルココロ!」

 信じる心。
 どこか懐かしい響きだ。そう、母の子宮で聞かされた合い言葉……。

「こ、こいしの邪魔をするのはどこの誰ぇ!」
「ふふ、俺か? 俺はタカ。風来のタカだ。」
「タカぁ? 聞いたことないし!」
「関西はあまり面識がないからな。知らないのも無理はない」
「シンジルココロ! シンジルココロ!」

 俺が狂ったように「シンジルココロ!」と連呼しているときに現れた救世主。その名もタカ。俺は彼のことを知っている。関東一の何でも屋、タカ。
 どうして彼がここに……。

「へへ、お前どうやら記憶を失っているようだな。思い出せ、汝の名を」

 ドクンッ――!

「オレハ……」

 ドクンッ――――!

「オレハ……!」

 ドクンッ――――――!

「俺の名は、ながみん……!」

 そうだ。俺は……いや、僕の名前はながみん。同人サークル「キウイボックス」で活動している、というのは仮の姿。本当は……。

「俺はながみん、宇宙からこの星を観察しにやってきた使者!」

 そうだ、そうだった。すべて思い出した。
 俺はながみん。宇宙管理協会【Ho-MO】の地球担当。いわゆる神様のような存在だ。
 そして俺の役目、それは。

「天篭り、地球の男を惑わすCJD。お前を排除するためにこの星にやってきた。だが、お前の罠により記憶を失っていたよ。でも一歩およばなかったな。ありがとう、タカさん」
「おうよ、相棒」
「クソォオォオォオォオォ! コロスっ! 殺すっ! お前らまとめて死刑だっ!」

 天篭りの閉じられたサードアイが僕のほうへ飛んでくる。だが、遅い。

「簡単にかわせるよ、そんなの。天篭り、君は僕には一生勝てない。一生……いや、生きているうちはね!」
「貴様ぁああぁああぁ! 俺は天篭りだぞ! この俺が! 世界で! 一番! 強いんだよ!」
「天篭りよ、俺ことタカが教えてやろう。「お湯入りのおイモは重いよ」ということわざを。今の貴様に理解出来るわけもなかろうがな……」
「ああああああああ! 殺す殺す殺す! 俺に逆らうゴミどもは殺してやる! 絶対殺す! ばぐ倉の天篭りを! CJDこいしを愚弄するカスが! 殺す! 殺す殺す殺す! クソがぁあぁぁあぁあぁっ!」

 逆上する天篭り。正体を現してきた。
 ヤツさえ倒せれば……この東方紅楼夢7は無事に開催される。

「死ねよぉおぉおぉぉぉおぉおぉおぉおぉぉっっっっっ!!!!!!」
「タカさん、天篭りのオーラが強すぎて太刀打ちできませんね。ながみん的ショック」
「ああ……あれだと俺も無理だな。タカ的ショック」
「じゃあどうすれば……」
「そんなときのための……こいつらだろ!」

 タカは僕の後ろに人差し指を突きつける。
 そこにいたのは複数の男たち。

「この人たちは……」
「俺の仲間だ。天篭りのオーラに負けない【魔】の属性を持ちし者たち……」

 聞いたことがある。【魔】の属性を持つ男たちの伝説を。
 彼らは大飢饉が起きたときに、農作物を耕して村を救ったという。
 農村出身の勇者たち……!

「タカさん! 呼びましたか! このエビみょん、一生ついていきますぜ!」
「へへ、田中も忘れないでっつーの!」

 エビみょんに田中。
 彼らは「(有)はしやすめwithオンパシラオールスターズ」という同人バンドサークルのメンバーだと聞いたことがある。まさか彼らも農村の民だなんて。

「俺もいますぜ! どのベースラインを弾きましょうか! タカさん!」

 Jin。
 彼は「ウラメンソウル」という同人バンドサークルのメンバーだと聞いたことがある。まさか彼らも農村の民だなんて。

「ヴォオヴォオヴォオヴォヴォ!!!!!」

 Zan。
 彼は「夢幻燈」という同人バンドサークルのメンバーだと聞いたことがある。まさか彼らも農村の民だなんて。ちなみにZanさんはデスヴォイスでしか喋れない。

「これだけいれば……天篭りに勝てる!」
「そ、そんなチンケな男どもがCJDこいしコスの俺に勝てるわけがない」

 天篭りはこちらのメンバーに圧倒されながらも、強気に出る。
 だが、そんなことは農村の民たちには関係なかった。

「うるせぇ、ホモセックスさせろ」
「チンポ出せよ」
「天篭りさん、初めまして。ちょっとおちんちん舐めさせてくれませんか」
「ヴォヴォオヴォオヴォヴォオヴォ!!!!!!!!!!」

 農村の民たちは次々に天篭りに襲いかかる。全裸で。
 天篭りは必死に抵抗するが、それらはすべて無効化されてしまう。
 為す術がないまま、天篭りは押し倒されてしまった。

「や、やめてください……お兄ちゃんたち……」

 涙目になりながらも必死に抵抗する天篭り。
 しかし、そんなことは農村の民たちには関係なかった。
 目の前にいるのは天篭りでもこいしちゃんでもない。
 ただの、おちんちんが生えてる肉便器。
 性処理の道具でしかなかった。

「ふふ、天篭りのおちんちん勃起してスカート持ち上げとるやんか」
「こ、これはぁ……」
「お兄ちゃんたちの勃起チンポみて、自分も興奮しちゃったのかな?」
「女装してるのに興奮してるの? ひょっとして男に犯されるのを望んでるんじゃないの? CJDの風上にも置けないね」
「違う……違うぅ……」

 天篭りは否定する。
 だが、心の底では……望んでいたかもしれない。

「おちんちん見せてよ。ほら、脱がせちゃうぞぉ?」
「い、いやぁんっ!」
「……こ、これは」

 農村の民たちは絶句する。

「み、見ないでぇ……!」

 露出する天篭りの陰茎。
 それに巻き付かれているリボン。
 そう、天篭りは自らペニスにリボンを巻き付けていたのだった。

「天篭りちゃん、これはどういうことかなぁ?」
「む、無意識なのぉ……」
「本当のことを言わないとホモセックスしてあげないよ? ほら、お兄ちゃんたちのチンポ、美味しそうでしょ?」
「うぅ……ち、チンポほしいぃ……♪」
「じゃあ、本当のことを言った方がええで」
「…………その、あの」

 天篭りは言葉を詰まらせる。
 だが、本能が。CJDとしての本能が。こいしちゃんコスをしている天篭りの本能が疼く。
 やっぱり……チンポには勝てなかったよ、と。

「は いっ! 俺……私はぁっ! 自分のチンチンにリボンを! 可愛いリボンを巻いてこいしちゃんコスをして楽しむ変態でしたぁっ! 誰かに自分のオチンチンを プレゼントするためにイベントに参加したホモでしたっ! あぁっ♪ 抱かれたいよぉっ♪ お兄ちゃんたちに抱かれてホモセックスされたいのぉっ♪ ホモで いいれしゅっ♪ チンポ勃起しちゃいましゅっ♪ チンポ、チンポぉっ♪」
「へへっ、随分素直になりやがったな」
「そんなにチンポが欲しいのか?」
「はいっ! 天篭りはチンポが欲しくて欲しくて女装しちゃうホモでしゅっ♪ ホモセックスらいしゅきれしゅっ♪ 同性の男におちんぽギュ~ってされて幸せ勃起しちゃう可愛い可愛い男の娘れしゅっ♪ やぁんっ♪ 私、可愛いよぉ♪ こいし、ホモなのぉ♪」

 すっかり堕ちてしまった天篭り。
 これは好都合だと、一斉にホモ行為におよぶ農村たちの民。

「「仏 説摩訶般若波羅蜜多心経。観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦 復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。 無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無 罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、 是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経」」

 念仏を唱えるタカと僕。

「へへ、天篭りのためにおちんちん洗わないでおいたぜ」

エビみょんが肉棒を天篭りの鼻先に突き立てる。

「んぁ……すっごいニオイ……♪ お兄ちゃんのチンポ、とぉっても美味しそうだね♪」
「喜んでくれて嬉しいよ。しゃぶれ」
「ふぁ い……♪ ん、あむっ♪ じゅるっ、れろっ、えろえろっ、んもぉっ♪ ぷはぁっ♪ わ、私ってば男なのにおちんちんしゃぶっちゃってるぅ! しかもおちん ちんって麻薬みたいに病みつきになるぅ♪ くっさくてスッゴイ美味しいよぉ♪ おちんぽっ♪ ホモチンしゃぶ最高だよぉっ♪」
「このホモ! このホモ!」
「ふぁい♪ ホモれーしゅ♪」

 エビみょんの肉棒に、唾液でとろとろな口でむしゃぶりつきながらダブルピースをするCJDこいしちゃん。しゃぶるたびに股間につけたリボン付きチンポが揺れてとても卑猥だ。

「おら、俺のキンタマにご奉仕しろや!」
「田中社長ですよね……、初めまして♪ んふぅっ♪ しょ、初対面の男の人のキンタマに思いっきり鼻つけて深呼吸しちゃうんだからぁっ♪ んふぅううぅうぅ~~~~っ♪」
「ホンマに淫乱ホモやなぁ。あきれるわ」
「んひぃいいぃ~~~♪ ひひ、ひひひ♪ 馬鹿になっちゃう♪ ホモキンタマのニオイ嗅いだら脳みそ腐っちゃうよぉ~~~っ♪ 腐ったら責任とってよぉ~~~♪」
「おう、初対面だけど嫁にしたるわ」
「おっほぉ~~~~っ♪ しょ、将来安泰だよぉ♪ 結婚っ♪ キンタマと結婚っ♪ ホモやっててよかったぁ~~~~っ♪ んひ、ひ、ひぃ~~~~~っ♪」

 自身のイチモツを振り回しながら、天篭りは喜びを表現する。

「ケツ出せ。アナル掘ってやる」
「はいっ♪ 農村の民だから耕すのは得意ですよね! アナル掘ってぇ♪ CJDのアナルをバックから掘って耕してくださいませぇ♪」
「おうよ」

 Jinの怒張した勃起が天篭りの菊門にふれる。

「イヒィ♪」
「こんなとこで感じてたらもたねーぞ、腐れチンポちゃん」
「チンポぉ……チンポぉ……天篭りはチンポれしゅう……」

 そして挿入されるチンポ。

「おじおrgjfgちおあrhjごいあrじょ~~~~~~~~ッッッッ♪」
「これが、ウラメンソウルのっ、オモテメンじゃあ~~~~~~いっ!!!!!」

 Jinの気合いのこもった腰振りが天篭りの肛膣をえぐっていく。

「ほじほじっ♪ 肛門ほじほじっ♪ 私はっ、天篭りちゃんはアナルをほじほじされるのが大好きっ♪ つぎはぎハートのこいしちゃんなのぉ♪」
「ビートを刻むぜ! リズム隊は……リズムが命だからなぁ♪」
「おおおおおおおおおっ♪ おおんっ♪ おん、おおんっ♪ やだぁ♪ エイトビート刻まれてアナル耕されてるっ♪ ケツメド広がっちゃうぅんっ♪ あんっ♪ チンポでアナルが幸せで~~~っす♪ 100点満点~~~~~っ♪」

 天篭りは、口でしゃぶり、鼻でタマをころがし、アナルを掘られて悶絶していく。
 男同士の交わりで、絶頂を求める。
 これぞホモセックスの鏡だ。

「ヴァヴォヴォオヴォオアヴォアオヴォアヴァオ!!!!!!!!」

 Zanもデスヴォイスで叫びながら、こいしコスの天篭りでオナニーしている。
 そう、一人で寂しく。

「出るぞっ!」

 農村の民の誰かが叫ぶ。エクスタシーの合図だ。

「イクならみんなで一緒にな!」

 それに合わせて誰かが声を出す。
 そして、時はきた。

「き てるっ♪ キュンキュンきてるっ! キュンキュンっ♪ キュンキュンキュンキュンッ♪ 出してぇ♪ ホモ天篭りクソホモにザーメンぶっかけてぇ♪ 女の子 にしてぇっ♪ 天篭りはCJD界のスーパールーキーなんれしゅうっ♪ 愛され系ホモカワファックなんれしゅっ♪ 白濁チンポミルクで幸せハッピー♪ 次世 代のホモの頂点として、本日デビューしましたぁっ♪ ん、いひ、えっへぇ~~~~~~~~っっっっ♪」
「イクぞっ!」
「ねー!」
「うし!」
「とら!」



「「「「「ん゛~~~~~~~~~~!!!!!!」」」」」





   びゅぼるるるっ、びゅるるるるるぅ! ドクドクっ、ゴボボボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクドクッ! ゴビュッッッ! ドクドクっ、びゅるるるるるる るうぅうぅぅっ、ゴボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクッ! どくどくっ! ド、ドピュピュッ! ビュッビュビュ、ドクドク、ビュルルルルルッ! じょろ ろろろろっっっっっ! じょぼぼぼ、ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! じょろろろろろっっっっっ! ジョボボ ボボ! じょろろろろろ! ドクドクドクドクッ!ぷっ、ぷっ、ドピュルルルルッ、ぶぶぶっ、びゅるるるるるぅ! ドクドクっ、ゴボボボッ、びゅぼるる るっ、ドクドクドクドクッ! ゴビュッッッ! ドクドクっ、びゅるるるるるるるうぅうぅぅっ、ゴボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクッ! どくどくっ!  ド、ドピュピュッ! ビュッビュビュ、ドクドク、ビュルルルルルッ! びゅぼるるるっ、ドクドクドクドクッ!ぷっ、ぷっ、ドピュルルルルッ、ぶぶぶっ、 びゅるるるるるぅ! びゅるるるるるぅ! ドクドクっ、ゴボボボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクドクッ! ゴビュッッッ! ドクドクっ、びゅるるるるる るるうぅうぅぅっ、ゴボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクッ! どくどくっ! ド、ドピュピュッ! ビュッビュビュ、ドクドク、ビュルルルルルッ! じょ ろろろろろっっっっっ! じょぼぼぼ、ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! じょろろろろろっっっっっ! ジョボ ボボボ! じょろろろろろ! ドクドクっ、ゴボボボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクドクッ! ゴビュッッッ! ドクドクっ、びゅるるるるるるるうぅ うぅぅっ、ゴボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクッ! どくどくっ! ド、ドピュピュッ! ビュッビュビュ、ドクドク、ビュルルルルルッ! じょろろろろ ろっっっっっ! じょぼぼぼ、ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! じょろろろろろっっっっっ! ジョボボボボ!  じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ!  じょろろろろろっっっっっ! じょぼぼぼ、ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! じょろろろろろっっっっっ!  ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっっっっっ!!!!!





「今だ! 封印の儀式を!」

 タカさんが叫ぶ。僕はそれに合わせてツボのフタを開ける。

「地よ、母なる地よ!」
「聖なる魂が集うなら!」
「夢にとどろけ、武の心!」
「封印……っ!」
「封……っ!」
「印……っ!」
「ヴォヴォオヴォヴォオヴォ」

 封印の呪文を唱える。Zanさんが横やりを入れてきたけど気にしなかった。
 呪文にあわせてツボが光り、やがてツボが天篭りを吸い込んでいく。

「んおおぉおぉおぉぉぉ~~~~! ながみん! 貴様だけはゆるさんぞおぉおぉぉおぉぉお!」
「恨みがあるならいつでも来なよ。キウイボックスは年中無休だからさ」
「サンフラもな!」
「んおぉおぉおぉぉぉぉおぉぉおぉぉ~~~~! 吸われるぅううぅうぅぅ~~~~~っ!」

 そしてツボに収納される天篭り。封印完了だ。
 すべては……そう、すべては終わったのだ。
 これで東方紅楼夢7は開催される。

「終わった……」
「ああ……」

 僕とタカさんは安堵する。戦いは終わった。

「……タカさん、ながみん。俺たちもそろそろ」

 Jinさんが僕たちに話しかける。
 ふりむくと、農村の民たちが消えかけていた。

「そんな……!」
「ながみん。彼らの役目は終わったんだ……。また、元の世界へ帰るんだよ……」
「嫌だ……!」

 タカさんは悲しそうな声でそう言った。僕は否定しか……出来なかった。

「……ながみん、これは別れやない」

 エビみょんが語る。

「これはな……始まり、なんやで」
「始まり……」

 始まり、とエビは言う。
 そうだ。これは別れじゃないんだ。
 リスタート。それぞれの道を僕たちは歩み出す。

「ホモはおとなしく退散しますかなっと」
「Jinさん……」
「じゃあな、ながみん。またホモチャンスがあったら呼んでくれよ」

 笑顔で手を振るJinさん。
 そして、消えた。
 でも僕は泣かない。

「ありがとうな、ながみん。短い間だったけどたのしかったで」
「田中社長」
「はしやすめはドラムを募集してます。よかったら……来ない?」
「お断りです♪」
「そんなぁ……!」

 悲しそうな顔をしながらも、最後まで笑ってくれた田中社長。
 彼も、消えた。
 でも僕は泣かない。

「ヴォりがとう」
「Zan」

 消えた。

「ながみん! ……好きやで」
「エビみょん……!」
「ん……あむ、れろ、ぶちゅ~っ、んあぁ……オスの味ぃ……♪」
「じゅる、じゅるるる、んもぉおおぉおっ♪ ホモキス最高やでぇ……♪」
「オーオー、見せつけてくれるねぇ。俺のながみんなのに。ニフラム! ニフラム!」

 濃厚なホモ接吻をするエビみょんと僕。それを見て、彼氏のタカが冷やかす。
 僕は勃起してしまっていた。

「エビちゃん、しゃぶってよ」

 僕は勃起肉棒を露出する。

「あむ……じゅぽじゅぽ……れろっ、んほぉっ♪ チンポ美味し……消えるぅ……!」

 フェラチオ中にエビみょんは消えた。
 そして、全てが終わった。
 タカさんと二人。

「タカさん、終わったね」
「ああ……」
「じゃあ……」
「そうだな……」

 そして二人の背中から羽が生える。
 天使の羽。
 帰る時が……来たんだ。

「いま~わたしの~」
「ねが~い~ごとが~」
「かな~う~な~らば~」
「(ならば~)」
「つば~さ~が~」
「ほし~~~~~~……」
「…………い~~~~~っ!」

 この大空に翼を広げ、飛んでいきたい。
 僕はそんなことを考えながら、タカさんとキスをした。
……タカさんのキスは、太陽の味がした。7



☆☆☆☆☆

「って話なんだけどさ」
「……なにそれ」

 親友はあきれている。そりゃそうか。信じてくれないよな、こんな話。
 僕は諦めて寝っ転がる。
 すると間を置いて、親友が変なことを言い出した

「…………ちょっと、そこのドアを開いてくれないか?」
「えっ」

 親友は隣接する部屋のドアを指す。
 自分で開ければいいのに、と思ったが開けることにした。たいした手間でもないし。
 ――しかし、それは悪夢の入り口でしかなかったのだった。

「ん ほぉっ♪ おチンポ様気持ちいいれしゅっ♪ ホモセックス気持ちいいれしゅっ♪ こいしぃ♪ 男なのにチンポでヨガっちゃうメスアナルの持ち主なのぉっ♪  天篭りチンポもプルンって亀頭振りながら喜んじゃってるよぉ♪ おほ、おほ、ホモおチンポ様おほぉおおぉお~~~~~んっっっっっ♪」
「て、天篭り……!」

 そう、そこにいたのはCJD、こいしちゃんコスをしている天篭りだった。
 複数の屈強な全裸の男たち、チンポに囲まれてアヘっている。掘られたりしゃぶったり……自分の肉棒を勃起させながら。
 ちなみに、あとから聞いた話だと周囲にいた男たちはみんな網走刑務所の脱獄囚らしい。
 封印したはずの天篭りが何故ここに……?

「天篭り様は神。次世代CJD界の頂点に立つ男だ。東方ホモのチャンピオンに、幸あれぇ~~~~っ! 天篭り様バンザイっ! 天篭り様バンザイっ! ……ガクッ」

 親友は……天篭り教の信者だった。
 そして、息絶えてしまった……。
 気づいてやれなくてごめんな……。僕、親友として失格だよ。

「おおっほ♪ おおおおっほ♪ チンポバンザイれしゅっ♪ ホモセックスにバンザイれしゅっ! て、天篭りぃ♪ こいしチンポ喜ばせながら、天篭りってば国家歌っちゃいましゅ! ホモセックス国の国家ぁ♪ んほぉっ♪ チンポぉっ♪」

 ヨガり、アヘり、淫臭や唾液やザーメンをまき散らしながら天篭りは歌い出す。

「あ~父さん母さんっ♪ んほぉっ♪」
「はいはいっ!」
「あ~感謝して~ますぅ~っ♪」
「やいやいっ!」

 僕は泣きながら合いの手を入れる。
 それがせめてもの罪滅ぼしだから。

「一生懸命恋しました~♪」
「うう……さ、Thank you……っ」

 泣きながら、天篭りに合いの手を入れる。
 これが東方界隈の闇。ホモだ。
 ホモ行為、そして東方紅楼夢の闇。

「畜生っ……畜生っ……!」

 僕は叫ぶ。ながみんとして、なさけない。
 肩のタトゥーも、眼鏡に埋め込んだレーザー装置も、何の役にも立たない。
 キウイボックスは……ホモに屈したのだ……。タカさん、ごめんね……。



☆☆☆☆☆



 物語は様々な輪廻が絡み合い、そして動き出す。
 数々に枝分かれした分岐点も、行き着く先は同じだ。
 何事にも終焉はある。
 
 ――限られた調和を求め、人々は旅人になるのかもしれない。



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