逆転閻魔「崩壊」




「んひっ、ふぅっ……」

 独房。
 孤独が支配するこの空間で、四季映姫・ヤマザナドゥは屈辱に晒されていた。
 映姫は四つん這いにされ、肛門にアナルプラグを差し込まれている。アナルプラグはチョココロネのようなカタチをしており、その段々が映姫の肛膣をゴリゴリと刺激していく。

「あはは、映姫ちゃんってばアナルに慣れちゃいましたぁ? アナル狂いの素質あるんじゃないですか?」

 それに加えて、菊門から飛び出しているアナルプラグの持ち手を、素足でグリグリと弄ぶ東風谷 早苗。
 早苗が足でこね回すたびに、肛門に挿入されている淫靡な玩具が暴れる。尻穴の内部が刺激されるたびに、身体に電流が走ったかのような感覚が映姫を襲う。

「こ、こんなのぉ……こんなの全然っ……」
「気持ちよくないです、とでも言うんですか? オマンコこんなに濡らしてるのに?」

 早苗の素足の指が、器用にアナルプラグを掴む。そして引っ張り、押し込む。それを何度も繰り返す。ぬらりぬらりと、肛門から無機質な性具が出し入れされる。

「ひぃっ、ひぃん……♪」
「あれぇ? 感じてませんか?」
「そ、そんなわけないじゃないですか……ほふぅ……っ♪」

 玉のような汗を全身に浮かべながら、映姫は肛門快楽を堪能する。
 映姫の初めての精液のかけられた食事から数週間。あれから何度もザーメンをかけられた青臭い食事を繰り返し、穴という穴を仕込まれ、ひたすら卑猥な快楽責めの日々。
 早苗の度重なる調教に、すっかり身体が喜ぶようになってしまった映姫。心は拒絶しても、身体は堕ちてしまっていた。日々、淫隈な行為をさせられるたびに身体が快感に溺れていくのがわかる。だが、それでも映姫は屈さなかった。

「素直になればいいのに♪ 我慢は身体に良くないですよ?」
「私は……閻魔でぇ……んひぃっ♪ 閻魔だからっ、こんな馬鹿げた行為には絶対に屈しません……あんっ♪ あふぅっ♪ こんなの嫌なのにぃ……♪」
「あえぎ声あげながらだと説得力ありませんね」

 閻魔という立場から、映姫は絶対に堕ちようとはしなかった。
 早苗の調教は完璧であった。並の女性ならばすでに屈服して、喜んで早苗の性奴隷になっていたことだろう。だが、それでも映姫が自己を曲げなかったのは精神力のたまものであった。
 そして、映姫にはもう一つ理由があった。

「んひ、おほぉっ♪ こ、小町っ……! 小町は無事なんですか?」

 小野塚小町。
 映姫の部下であり、守りたいもの。
 家族同然であった彼女のために、映姫はひたすら痴辱に耐えて、なおかつ堕ちないでいたのだ。自らの犠牲よりも彼女の無事のほうを優先しているのである。

「ん〜? さぁ?」

 早苗はとぼけた声で返事をしながら、映姫に挿入されているアナルプラグを肛門から出し入れする動きをやめない。肛肉が引っ張られては戻る感覚、掘られている心地よさが映姫の下半身をガクガクとふるわせる。

「ほぉ〜っ、おぉ〜っ♪ さ、さぁ……って、どういうこと……んふぅ〜っ♪」
「こんなにケツメドで感じるロリ閻魔のくせに部下の心配ですか。けなげですねぇ。大丈夫ですよ、無事ですから」
「はうっ……♪ ほ、本当ですか」
「本当です…………よッ!」

 映姫が油断した一瞬を突いて、早苗は足に思いっきり力を込めてプラグを肛門に無慈悲に押し込む。

「んぎぃいいぃいっ♪」

 映姫の叫びが牢に響き渡る。喜悦と痛苦の入り交じった声。脳に雷が落ちたような衝撃が襲う。
 突然の強い刺激に、絶頂に達してしまった映姫。彼女は四つん這いの状態から、倒れ込むようにうつぶせの状態になってしまう。

「アナルだけでイッちゃったんですか? うわ、本当にアナルマゾじゃないですか。そんなので部下の心配してたんですか? 小町、小町って」
「ひぃ……おほぉ……♪」
「さっさと堕ちて、何も考えられなくなればいいのに」

 早苗は下に履いている緋袴を脱ぐ。すると怒張した肉棒が姿を現れる。このふたなり男性器をつかってひたすら映姫を調教する日々が続いていた。

「う……あぁ……」

 映姫は早苗のペ二スを見て動揺する。

「ほぉら、どうすればいいかわかってますよね?」
「ん……んふぅ……♪」

 早苗は映姫にまたがり膝をついて、映姫の口先に亀頭の先を近づける。
 映姫は一瞬、躊躇した顔を見せる。が、すぐに舌を突き出す。舌が早苗のマラに当たろうとする。
 だが、舌を伸ばす動きに合わせて早苗は腰を引く。

「あれ、どうしたんですか? いやらしいことは嫌いなんじゃないんですか? 閻魔様のくせに女の子のおちんちん舐めちゃうんですか?」
「……あ、あなたがこんなにしたくせに」

 映姫は恨めしそうに早苗を睨む。
 早苗の肉棒が出たらご奉仕する、ということをすっかり身体で覚えてしまっていた映姫。もはやそれが当たり前かのような錯覚。

「別に私は知りませんけどぉ? 映姫ちゃんがチンポ大好きになっちゃっただけなんじゃないですか?」
「そ……それは……」
「…………何だか気分が乗らないです。ここまでにしておきましょうか」

 あきれた、といった感じで映姫を見下す。早苗は帰ろうとして立ち上がろうとした。
 すると。

「……だ、ダメですっ! チンポっ! 早苗様のチンポっ! 肉マラっ! 肉棒っ! おちんちんっ! 早苗様のイチモツしゃぶらせてください!」

 突如、卑猥な言葉が映姫の口から発せらる。そして、ハッとした表情で映姫は青ざめる。

「違う、違う……」

 まるでこの世が終わったかのような顔で、うわごとのように「違う」と繰り返す映姫。
 そんな映姫に、早苗は鼻で笑うような仕草をしながら語りかける。

「もう、本当はわかってるんじゃないですか? 自分がすっかりチンポ中毒になったってこと」
「違う……! 違うんです……」

 度重なる責め苦に壊れそうだった映姫の心。完全に崩壊するまで、あと一押しというところまで来てしまっていた。
 理性とは裏腹に、仕込まれてしまった本能が映姫自身を苛む。発してしまった卑語も、今となっては己が望んだことなのか、それとも教え込まれたものなのかわからない。
 ダムが小さなキズひとつで崩壊してしまうように、映姫の精神もあと少しのきっかけで崩れてしまう。そういう精神状態だった。
 そして、早苗はきっかけを与える。

「映姫ちゃんは違うんでしょうけど、この人は違わないようですよ?」

 下半身を露出させて、映姫にまたがっている早苗は指をパチンとならす。その合図と共に何かが牢屋に入ってきた。

「えへへぇ〜♪ 映姫様ぁ〜♪ おほっ、ち、ちんぽ最高ですぅっ♪ んひぃっ♪」
「い……嫌……」

 部屋に入ってきた何か。その何かを見て映姫は青ざめる。

「しょ、紹介しますっ♪ 私の旦那様ですっ♪ ちんぽがとってもぶっとくてぇ……ずっとオマンコしてても勃起したままでぇ……♪ 腰ずっこんばっこん振るのが最高な旦那様ちんぽですぅ♪ えへっ♪ へぇ〜っ♪」
「小町……嘘……こんなの、嘘……」
「嘘じゃありませんよぉ?」

 映姫が見た何か。それは部下の小野塚 小町であった。だが、普段とは明らかに異質だった。全裸で、股をM字開脚して持ち上げられている。持ち上げているのは大きな鬼の男。彼もまた裸体であり、筋肉質な身体が小町の柔肌とは対照的であった。
 何よりも、開脚して持ち上げられたまま秘所で互いが繋がっている。セックスだ。
 小町は顔をとろけさせ、鬼に抱えられたまま腰を振って快楽をむさぼっていく。鬼とのついばむようなキスを映姫に見せつけながら、性交の快感をむさぼる。
 その様子を見て『これは嘘だ』と、自分に言い聞かせる映姫。だが、早苗は映姫に追い打ちをかける。

「小町さん、チンポ気持ちいいですか?」
「あぁっ♪ 旦那様のおちんぽ最高っ♪ オマンコほじほじぃ♪ ほじほじぬぷぬぷされてると、どんどんメロメロになっちゃうんですっ♪ あたい、このちん ぽと結婚してよかったっ♪ 早苗様、ありがとうございますっ♪ ありがとうございますっ♪ ちんぽぉっ、おほぉ〜〜っ♪」

 小町はケダモノのように盛り狂いながら、早苗に感謝の言葉を述べる。
 早苗の策略により、すでに小町は堕ちきってしまっていた。日々繰り返し、二十四時間、鬼のペニスを女性器でくわえ込む日々。とっくに心が壊れてしまっていたのだ。

「小町……やめて……」
「んひぃ♪ や、やめないれしゅっ♪ セックス最高なのにぃ♪ 何でやめないといけないんですか? んちゅっ、ん……♪ 映姫様も早苗様の言うとおりにしたほうがいいですよっ♪ ちんぽ最高れしゅからぁ♪ 鬼ちんぽ気持ちいい〜っ♪ ほひぃ〜♪」
「あ……あ……」

 小町はペニスのピストンに乱れる。
 その姿を見せつけられ、映姫の頬を一粒の涙がつたう。そして、ついに心の中で何かが崩れる音がした。守るべきものを、守れなかった。非情な現実を直視することは、今の映姫には不可能だったから。

「あ……そうか……」

 これは嘘だ。悪い夢だ。幻想だ。
 だから、狂ってしまっても問題ない。
 そして映姫は――

「……チンポぉ♪」

 ――堕ちてしまった。
 狂ってしまえば、快楽に逃げてしまえばいい。そうすることしか出来なかった。昔の映姫ならば抵抗も出来たかもしれない。だが、すでに早苗に調教されてしまっていた映姫には性に狂う選択肢しか残されていなかったのである。

「チンポっ♪ 早苗様のグロい勃起チンポっ♪ ペロペロさせてくださいっ♪ カリ首の周りの、味が濃い部分を味わいたいんですっ♪ 口にハメてしゃぶって赤ちゃんみたいに甘えたいんですっ♪ チンポっ♪ 早苗様のチンポ大好きで〜すっ♪」
「あれぇ? 急にそんなに盛り上がっちゃって。違うんじゃないですか? 私にイヤイヤしゃぶらされてるんでしょう?」
「そんなっ! わ、私はっ! 四季映姫・ヤマザナドゥ……早苗様のチンポペットはぁっ♪ いつでもどこでも望んでチンポしゃぶって幸せになっちゃうダメ閻魔ですうっ♪ 何も違わなかったんです! 最初から私はチンポが大好きだったのに嘘をついてましたぁ♪」

 先ほどとはうって変わって、鼻息を荒げながら舌を突き出す映姫。舌先が早苗の陰茎に触れるかどうかスレスレの位置に来ている。端から見たら、すでに色情狂である。

「素直になったんですね、映姫ちゃん♪ 私、素直な女の子は嫌いじゃないですよ? これから私の言うことに従うなら、服従するならチンポをいくらでも好きにして構いませんよ? どうします?」

 早苗は映姫をじらしながら、そんな提案をする。しかし映姫は即答する。

「はいっ♪ 従いますっ! チンポのためだったら何でもしますっ♪ だって私はチンポ大好きですからぁ♪ チンポのために死ねっていわれたら喜んで死にますぅっ♪」

 以前の、調教される前の映姫からは信じられない言葉がつらつらと綴られる。早苗の調教がここまで映姫を狂わせた。今の映姫は肉棒のことしか頭にない。

「じゃあ……好きにしていいですよ? そんなに言うんですから、たっぷりご奉仕してくださいね♪」

 ズイッと性器を突き出す早苗。それを待ってましたかと言わんばかりの勢いでむしゃぶりつく映姫。口角から唾液を垂らしながら肉竿の味を堪能する。

「ああっ……やっぱり早苗様のぉっ、んも、あむぅっ♪ じゅるっ、じゅるるるっ……♪ 早苗様のおチンポ様最高れしゅうっ♪ おくちでじゅぽじゅぽする と、あへぇ〜♪ 落ち着きます……♪ とっとと素直になればよかった! そうすればもっとこんなにメロメロな気持ちになれたのにぃ♪ んちゅ〜っ♪」

 唾液でぬらりと光る舌がイチモツに巻き付く。竿をなぞるように、そして玉袋へも這わせる。ときおり混ぜる亀頭へのキスが早苗の射精欲を高める。

「ん……いいですよ……♪」
「だって早苗様が教えてくださったんじゃないですかぁ……♪ このロリ閻魔に、肉棒ご奉仕を……♪ 罪なチンポですよぉ……♪ じゅ、ずぞぞぞっ、おほひぃ〜っ♪」

 フェラチオを続ける映姫。その様はチンポをしゃぶっているだけでアクメに達しそうなほど勢いがあった。

「早苗様のチンポおしゃぶりしながらピースしちゃいますっ♪ ウインクして、はいっキメポーズっ♪ 写メの写りバッチリのチンポとのツーショットなんですっ♪」

 映姫は男性器に頬ずりしながら笑顔を作る。そして片方の目をつぶってウインクし、片手で唾液まみれの肉棒を握り、もう片方の手でピースサインを作る。女子高生のプリクラのような、キメポーズでいかに自分がペニスが好きかアピールする。

「映姫様ずるぅい! 私も早苗様のチンポ欲しいですよぉ♪」
「だ〜め! 小町はそのグロい鬼チンポで我慢しなさい♪ 私はもっとグロい早苗様のチンポと愛し合ってちゅっちゅし合うんですからぁ♪」

 小町と言い争う映姫。男性器を欲しがる二人はまさに異常そのものと言えた。

「んっ♪ そろそろ出ますよっ♪」
「早苗様のミラクルザーメンっ♪ 私の大好物なんです♪ この閻魔帽がくっさくなるくらいぶっかけてくらしゃいっ♪ チンポぷっくりふくれましたぁ♪ チ ンポミルクっ♪ えろっ、れろれろぉっ♪ どろっどろのくっさいミルクを私にくださぁいっ♪ じゅ、じゅぞぞぞぞぞ〜っ♪」

 映姫はここぞというタイミングでペニスを思いっきり吸い込んで舌で舐める。いわゆるバキュームフェラだ。性器が吸引される感覚に、早苗は歯止めがきかなくなる。どぷっ、どろどろっ、ぼびゅるるるっ! と精子が映姫の口膣に放出された。

「んはぁ……いっぱい出ましたね……♪ せ〜し、いっぱぁい……♪」

 映姫は口から、だらりと濃厚な精子を垂らす。それを両手ですくい上げて早苗に見せる。見たのを確認したら、それを再び飲み干す。精液が喉に絡みついて灼き付くような感覚が襲う。それを感じ、映姫は身体を喜びにふるわせる。

「ちょっと出し過ぎちゃいましたね。鼻から精子が垂れてますよ♪」

 早苗の言うとおり、映姫の小さな鼻穴からザーメンが鼻水のように出てしまっている。鼻孔をむせかえるような精臭が支配し、映姫の脳を溶かしていく。

「あふぅ……♪ あふうぅ……♪」
「うふふ、可愛いですねぇ♪ ん……ちゅ、じゅる、ちゅびっ」
「ちゅばっ、ジュルル、じゅるっ……♪ あふぅ……♪」

 放心状態の映姫に劣情を抱いた早苗は、精液まみれの唇に自分の唇を重ねる。互いの唇が重なり、その統合部分から舌を絡ませ合う。舌から唾液、そして早苗の射精した青臭い白濁液が混ざり合っていく。

「んちゅ……ふぅ……♪ 映姫ちゃんとのザーメンキス、とっても美味しかったですよ♪」
「ほふぅ……早苗様っ……早苗様ぁ……♪」

 映姫はうっとりとした視線で早苗を見つめる。すっかり身も心も早苗の虜になってしまった。もはや心が壊れてしまった、と言った方が正しいのかもしれないが。
 突然、映姫が体勢を変える。早苗に向かって四つん這いになり、尻を突き出す。肛門が見えるように、両手で丸みを帯びた尻肉を自ら広げる。

「早苗様っ♪ わ、私のアナルにチンポをハメてください! その素晴らしいオンバシラを私のアナルにぶち込んでホジホジしてくださいっ♪ 閻魔アナルがうずくんですぅ……! 早く、早く何かをハメないと切なくなっちゃうんですぅ……!」

 片手で尻肉を広げ、空いた手の指で秘所の愛液をすくい、肛膣に塗り込みんでいって濡らしていく。そんな映姫を見て、早苗は股間をより怒張させる。

「チンポ欲しいんです? アナルにチンポ挿入してほしいんです? そんなにおねだりしたらムラムラしちゃって勃起しちゃうじゃないですか♪ それじゃあ、屈服祝いってことでぶち込んであげます……よっと!」
「ひぎぃいいぃいいぃいぃ〜〜〜〜っっっっ♪」

 広げられた肛膣口に、遠慮などまったくせずに怒張したペニスをぶち込む早苗。その衝撃に映姫は目を白黒させて絶叫をあげる。

「あ、アナルファックぅ〜っ♪ こんな激しく掘られちゃったら私っ、私ぃ〜っ♪」

 犬の交尾のごとく、四つん這いで腰を振る映姫。脱肛してしまうのではないかと錯覚してしまうぐらい、肛肉が早苗の性器に吸い付いている。その締め付けに 早苗はたじろぎながらも、腰を振ることはやめない。互いがタイミングをあわせて腰と腰、肉と肉をぶつけ合いながら快楽を求め合っていく。

「映姫様ったらあんなに気持ち良さそうにして……♪ あたいもっ! あたいもちんぽでズコバコしたいっ♪ あんっ、ああぁっ♪ おほぉっ♪」

 映姫と早苗の痴態に当てられた小町は、腰を回して自分を刺している肉棒に刺激を与え、もっとセックスしたいということを鬼にアピールする。アピ―ルに答えるように、腰を振って愛液が飛び散るくらいの激しさで、鬼は小町を突いていく。

「旦那様のチンポがあたいの子宮とちゅっちゅしちゃってるよぉっ♪ ごっつんこされるたびにメロメロに、メロメロになっちゃうんだよぉ〜っ♪ あ、相性抜群〜っ♪」

 わざと映姫の耳に入るような大声で、鬼と交わっていく小町。股からはどんどん精液が流し込まれ、統合部からあふれ出していく。開脚している足をガクガクと揺らし、悦楽に浸りながら、両手でピースサインを作って自分をより惨めに演出する。

「小町さんもお楽しみですねぇ♪ そんな汚らしい鬼のおぞましいグロチンに串刺しにされて喜んでるんですから。上司も上司なら部下も部下ですね♪」
「おほっ、ほぉ〜っ♪ ケツ穴引っ張られて、またほじられてっ♪ 気持ちいいっ♪ アナルハメ最高なんですぅ〜っ♪」
「聞こえちゃいませんね。それじゃ、ペースあげていきますよッ!」
「ヒグッ、いひっ、ほぉおぉ〜っ♪」

 宣言通り、早苗はピストンのスピードを速める。早苗は己の射精欲求のために、ただひたすら腰を前後し続ける。それに対して映姫はただ嬌声をあげて早苗のペニスを受け入れる。

「映姫ちゃんのアナルの締め付けっ……半端ないですっ……♪」

 早苗の男性器を、ギュッと締め付ける映姫のアナル。中の肛肉のゴリゴリも肉棒を刺激していく。まさに名器であった。

「アナルしゅきでしゅっ♪ 閻魔なんてやめましゅっ♪ アナルでチンポ咥えてじゅぽじゅぽする便器っ♪ ザーメン便器が私にはお似合いれしゅっ♪ 閻魔の仕事より、くさくてゴツゴツのデカチンでケツメドファックされるほうがアナル喜んじゃいましゅう〜〜〜〜っ♪」

 完全に堕ちきってしまった映姫。

「オマンコぉ〜っ♪ 映姫様がアナル便所なら、あたいはメスブタっ、オナホールっ♪ あたいのオマンコは、おちんぽ様を受け入れるためのオナホールなんだ よぉっ♪ どんどんザーメン中出ししてっ♪ ファックされて中出しされるのが何よりも嬉しいんだよぉっ♪ んほぉっ、あんっ、へぇ〜っ♪」

 そして、完全に堕ちきってしまった小町。
 二人はもはや肉欲のこと、そしてご奉仕のことしか頭になかった。肉奴隷として仕上がってしまったのである。頭の中にあるのはチンポのこと。それだけである。

「もうダメれしゅっ♪ アナルほじくられてイキましゅっ♪ 気が飛んじゃうほどイキましゅっ♪ おほっ、へほっ♪ 腰ヘコヘコ振ってイっちゃいましゅっ♪ 私は早苗様のチンポ奴隷れしゅ〜〜〜っ♪」
「ちんぽっ、ちんぽっ、ちんぽぉっ♪ 旦那ゴツマラで死神マンコをじゅぷりじゅぷりされるのたまらないんだよぉっ♪ あたいもイキますっ♪ イク、らめっ、ほぉ〜っ♪」

 互いに絶頂に向かって、ますます動きが激しくなっていく。そして二人の身体が一瞬だけガクンと止まり、その時が来た。

「「イ、イクぅ〜〜〜〜〜っっっっっ♪」」

 ビク、ビクンビクンっ! と身体をふるわせ、声をあわせて絶頂に達する二人。

「出るっ、クソ閻魔マンコにチンポミルクをドピュちゃいますっ♪ あ〜っ♪ あぁ〜っ♪」

 ドクドクッ! とアナルに挿入されている肉棒から精液が排出される。早苗も二人同様、身体をふるわせて射精出来た喜びに身を震わせる。

「ほひぃ……♪ ひぃ……♪」
「おっほぉ〜……♪ ほぉ〜♪」

 映姫と小町は身体に力が入らないらしく、絶頂感で全身を重力に身をゆだねてだらりとする。それを見た早苗は、尿道に残った白濁液を映姫の肛膣内に出しながら、笑う。

「ざまぁないですね♪ これで私の天下はいただき、ですっ!」

 そう言いながら、ぬるりと肛門から性器を引き抜く。抜いた尻穴から、ドプリと精液が噴きだしてとても卑猥であった。

「アナルぅ……♪ アナルがぽっかり空いちゃいましたぁ……♪ 元に戻らないかもしれませぇん……あはは……♪」

 壊れた人形のように、生気のない目で乾いた笑い声をあげる映姫。その映姫の尻肉で、ペニスにまとわりついた粘液をぬぐう早苗。

「……でも、まだ復讐は終わりません。私が味わった屈辱はこんなものではないです。百倍返しが私のモットーですから。そろそろ仕上げといきましょうか。……ね、映姫ちゃん♪」

 声色は変えずに、だが確かに憎しみの感情を混ぜながら早苗は言う。
 ……調教の歯車は、終わりへと近づいていた。



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