『暑中見舞い申し上げます』 (命蓮寺一同より)

 
 


「夏場は暑いし蒸れるし最悪です……」

 ここ命蓮寺の僧侶、聖白蓮は夏の猛暑でグロッキー状態だった。
 幻想郷全体の温度が、この世の終わりかのように上がっている。氷の妖精が溶けかかってるのを見かけた。それほどの猛暑。

「夏の何が嫌だって喉が渇くんですよ……。長い間ずっと封印されていた私にとって喉の渇きは厳禁なんです。封印されていた影響からか人よりも水分を欲する身体になってしまったのですから」

 聖は説明口調で境内の廊下を歩く。まるで芝居で演技をしているかのように。

「喉が渇いたら水分をとらないといけないじゃないですか。だから私を慕ってくれる子たちは、私の悩みを解決するために奮闘してくれたんです。ああ……何て素敵な子たちなのでしょう。こんな清楚で可憐で可愛い白蓮のために頑張ってくれるなんて……♪」

 そんなことを言いながら身体をくねくねとよじらせて奥の部屋のふすまの前にたどり着く。

「ということで喉が乾いたら水分補給がかかせないですよね。夏場はとくに熱中症になっちゃいますし……。かくゆう私もすでに喉が限界です。早く水分補給しないと……♪」

 笑顔をたやさずふすまに手をかけ、開ける。
 ふすまを開けると広い畳の部屋があった。

「んっ……♪」

 まず聖の鼻についたのはむせかえるような淫臭。汗と精液、その他の人体から出る液体が入り交じったニオイがふすまを開けるとともに外へ漏れる。
 そしてそのニオイの元たち。ムワッと蒸気が上がったと錯覚するかのごとく蒸された空間にいたのは全裸の女体。それもたくさんの。寝っ転がっている者もいれば、絡みあいお互いの唇を求める者たちもいる。
 その空間にいた女体たちにはある共通点があった。股間の異物。そう、彼女たちは皆ふたなりであった。ふたなり少女たちがいる、むせかえるような暑さの部屋。とにかく卑猥な空間がそこにはあった。
 そんな中、寝っ転がっていた毘沙門天の弟子、寅丸星は聖に気がつき入り口まで歩く。

「あ、聖様。どうなされましたか」
「喉が渇きました。……それにしても貴女たちはいつも交わっていますね」
「だ、だって聖様がこんなモノを生やすから! ふたなりおちんちんを生やされた女の子はおちんちんに逆らうことが出来なくて淫欲に溺れてしまうのです! わ、私だって好きでこんなことは……」
「だって喉が渇く体質になった私のために「私たちでよければ力になります!」っていってくれたから、ほら、ちょちょいのちょいでおちんちん生やしたのに……力になってくれるからっていったのに……」

 星の言葉にショックをうけた聖は両手で顔を覆うと、やがてグズグズと泣き出してしまう。
 それに慌てた星は慌ててその場を取り繕う。

「ち、違うんです! 何で力になるイコールおちんちんを生やすってことになるのかってことなんです!」
「それはわかっているでしょう? こうするためですよ」

 嘘泣きをすぐさま止めると聖はかがむ。そして星のいきり立った股間の肉棒にむしゃぶりつく。

「んはぁあぁあぁっ♪ 聖っ、お戯れを! お戯れをおぉぉおぉぉぉっ♪」
「逆 らわないでください。貴女たちは私のドリンクバーなのですから。ほら、協力してくれるっていったじゃないですか。あれは嘘だったんですか? 嘘じゃないで すよね、だって命蓮寺のメンバーはみんな堅い結束で結ばれているのですから私のために協力してくれるんですよね? ねっ? ねっ? あむぅうぅっ、じゅる るるっ、んむぅっ♪」
「ひぃぃいっ♪ そんなにしゃぶっちゃダメですっ! 念入りにしゃぶっちゃ! ダメ! こ、こっち来ちゃダメええぇえぇえぇえぇえっ♪」

 突然のフェラチオに為す術のないまま星は身体を震わせる。
 その反応を楽しむかのように聖は星の男性器を丹念に念入りに舐め回す。

「テ イスティングタイムで〜す。んっ、エントリーナンバー1番・寅丸星ちゃんのおちんちん。んふぅ……、あむっ……まずカリが太いですね。赤く充血してプック リとしています。さすが虎は猫科の一部ですね。きっと狙ったおマンコから抜けないようにカリが発達していると思うと胸熱ですね。じゅるるる、えろろっ…… 星チンポはとんでもない変態チンポですねぇ♪」
「あ〜っ♪ やめてくださいっ♪ そんなに観察して批評しないでっ♪ 聖ぃっ♪ んふぅ……もっと舐めてくださいぃ♪」
「カリ首は太くてぇ……♪ しっかり剥けている礼儀正しいおちんちんですね……あもぉぉぉっ♪ 竿に舌を這わせると、舌の上でビクンビクンッてはねて……少し汗の味がしてしょっぱいですね♪ ふふ、美味しい♪」
「う〜〜〜〜〜っ♪ うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪ ひぃ〜〜〜〜〜〜〜っ♪」

 星は聖に性器をペロペロを舐められて赤面する一方だった。ただ身を任せて直立不動でいた。
 しばらくすると、ただ舐められて感じるばかりだった星が突然声を上げた。

「あ〜っ! 聖っ、ひじりぃっ♪ イキますっ! ビュ〜ってしちゃいますぅ♪ おちんちんからミルクでちゃいますぅうぅうっ♪」
「えっ、何いってるんですか!」

 星の言葉に聖は急に顔つきを変えてフェラチオを止めた。
 もうすぐ射精しそうだった星は陰部への刺激がなくなったことに気がつき聖に泣きながら訴えかける。

「な、なんでですかぁ……! ひじりのばかっ! ばかっ! おちんちん切ないです……! イキたいですぅ…………!」

 ペチペチと聖の顔を自分のおちんちんではたく星。よっぽど悲しかったのか目上の人ということを忘れ一心不乱にチンポではたいている。聖の頬が汁まみれだ。
 聖はそんな星のチンポを咥えると甘噛みしてやった。

「ヒギィッ! い、痛いです!」
「私は喉が渇いたといっているでしょう。毎度毎度学びませんね。ザーメンドリンクも捨てがたいですけど、私が望んでいるのは喉ごし爽やかな液体、聖水、尿だって毎回いってるでしょう。興奮するくせを少しは改めたらどうですか」
「ハッ……! め、めんぼくないです」

 星は己の過ちに気がつくと深々と頭を下げる。
 そして自分のコックを持つと聖の口に尿道口を向ける。
 それを確認すると聖は淫靡に口をパックリと開け、とろっとろになった舌をつきだしておしっこを受ける準備をととのえた。

「さぁ……どうぞ……♪ あむぅ…………♪」
「ひ、聖のおくちがあんなにドロリとして……うぅ、聖の口便器に出しますっ♪ おしっこ出しちゃいますっ♪ 出るっ、出るっ、尿道駆け上がっておしっこびゅ〜〜〜〜〜って出ちゃううぅぅうぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!」



 ジョボボボボボボボッッッッ! じょろろろろっ! じょろっ! ジョロロロロロロっ! じょぼぼぼ、じょろろろろろっっっっっ! ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! 



「おぼぼぼぼっ……、うぶっ、んぐんぐっ…………♪」
「ひ、聖がぁ……あんなにお美しい聖が私のおしっこ飲んじゃってるぅ……♪ 聖便器に出しちゃってるぅ……♪ 尿まみれのこんな姿じゃ聖白蓮じゃなくて聖白豚ですよぉ……♪ ああ、もっと汚したい…………」

 星は下半身に力をこめて放尿を続ける。なるべく多くの尿が聖にかかるように。
 大量の尿が聖を襲う。口に当然入りきるわけもなく、口元からこぼれた小便は顔を汚し、髪を濡らし、衣服を汁とニオイまみれにし、そして床にもどんどん垂れていく。
 聖は自分が本当に小便器になったかのような感覚に酔いしれていた。

「あぁ……鼻が曲がりそうなほど星のおしっこにまみれちゃいましたぁ……♪ こんなマーキングって、ないですぅ……♪ んぐっ……ごくっ……喉が潤うぅうぅぅうっ…………♪」
「ひじりっ♪ ひじりぃ♪」

 星はおしっこまみれの聖に感情をこらえきれず抱きつく。下半身のチンポを聖の腹に押しつけながら、猫のように聖の顔をペロペロと舐める。

「ひじりぃ……好きですぅ……♪ あああああ交尾したいぃ……好きぃ…………♪ しょっぱいぃいぃいぃ………………♪」
「本当に星はおませさんなんだからっ♪」

 そういって星のおでこをデコピンする聖。猛暑日にじゃれ合う二人の周りには蜃気楼が出来るほど茹だっていた。熱々である。
 そんな二人を部屋から見つめている者たちがいた。

「うわー、聖様と星様……すごいですね…………」
「そうですね……熱々ですね……♪」

 部屋のふすまの陰からプレイを見つめていた二人。星と同じく命蓮寺のメンバー、幽谷響子と雲居一輪であった。
 二人は聖と星の飲尿プレイを見ながらお互いの肉棒をお互いが握り、そしてシゴきあう。

「んん……一輪さんのおちんちんも熱々です……♪ 聖様に生やされたおちんちん素敵です……♪」
「響子のぎゃーてーチンポもホカホカしてて……たくましい…………♪」

 さっきの痴態をオカズにお互いの手で手コキしながら絶頂を目指していく。

「一輪さんのおちんちん、手の中でブルブルって震えててとっても大きいのに愛しく思えちゃいます……。私、箒じゃなくて女の子おちんちん握っちゃってます……♪」
「私のおっきい皮かぶりおちんちんも掃除して……♪ 皮の中にたまったチンカスを響子の手の中に擦りつけて汚したい……♪ 響子の手を汚してやりたい……♪」

 それを聞いた響子は素直に一輪の皮を思いっきり剥く。
 すると中からはこの暑さと一輪特有の新陳代謝から生産された大量のチンカスが出てきた。モロッとでたそれは響子の手にべっちょりとこびりつく。

「んぁあぁあぁあぁっ……♪ こんな暑い日にチンカス出されちゃいましたぁ……♪ 鼻が曲がりそうですぅ…………♪ んふぅ……♪ ヌルヌルぅ……♪」
「あ〜〜〜っ♪ 響子、思いっきり剥いちゃヤダっ! 亀頭が外の空気にビックリしちゃって…………んぅ〜〜〜〜〜〜っ♪ きょ、響子っ! 興奮したからって思いっきりチンポ掴んじゃヤダぁ♪ んひぃっ♪」

 お互いの汗と汗が弾け混じる。そこに漂うむせかえるようなニオイは夏の日差しとともに強くなっていく。おそらくこの状況を外部の者が来たら鼻が曲がってしまうであろうほどに。

「あ〜〜〜〜っ♪ 一輪さん、イキそうですっ♪ だけどっ、んふぅっ♪」
「私たちのぉっ♪ はぁんっ、ひぃっ、ほぉぉぉおっ♪ 使命はっ、あくまでもぉぉおっぉおっ♪」

 そういうと一輪と響子はお互いのブツを握りながら星と抱き合っている聖の元へ行く。
 二人に気がついた聖は星からいったん離れると二人へ向き合う。

「一輪、響子。二人とも私のために……?」
「「はいっ!」」
「聖っ、感激ッ!」

 二人は握り合うのをやめ、聖にふたなり性器を差し出す。
 それを見た聖は嬉々として舌を肉棒に這わせた。

「ん ふぅ〜っ♪ まずはエントリーナンバー2番・幽谷響子ちゃんのおちんちん。ぬふぅ……♪ じゅるるるるっ、とても可愛らしいおちんちんですね♪ ショタっ 気がどことなく残るんですけど、刺激を与えるたびにグロテスクに勃起していきます♪ 粘膜を蹂躙するように口の中を犯していく凶悪チンポですぅ……ん もぉっ、じゅぽぽぽぽっ♪」
「はぁんっ♪ そんなに強くディープに吸われたらぁっ♪」
「姐さんっ、私もっ♪ 私もぉっ♪」
「はい はい、焦らないで。エントリーナンバー3番・雲居一輪ちゃんのチンポのお味は…………おごおぉぉぉぉぉぉぉっ♪ ひ、酷く邪悪な味っ♪ こ、これは包茎特 有の熟成されたチンカスチーズの味っ……♪ チンカスハンターならナズーリンがいるというのに私がこんな素敵なモノをいただいちゃってもいいんでしょう かっ♪ んむぐぅっ……♪ あむぅっ…………♪」

 聖は一輪のカリ首に溜まったねっとりと黄ばんだチンカスを、舌で掃除するように舐めとる。舌に広がる味と鼻孔を突き抜けるムワッとしたニオイに聖はクラクラしてしまう。

「んほぉおおおぉっ……♪ チンカスぅ……♪ 一輪っ、ちゃんと手入れしないからこういうことになるんですよぉっ……♪ あ、汗がとまらないぃぃぃいぃっ♪」
「姐さんっ♪ そんなに激しく舌で突かれたら私、頭がフットーしちゃいそうですぅぅぅぅぅっ♪」
「んああぁあぁ……♪ たるんだ皮とキッスしちゃったぁ……♪ 僧侶なのにキスしちゃったぁ……♪ こ、こんなのダメなのにぃ…………♪ ニオイと暑さでどうにかなっちゃいそうですぅ……♪」

 聖は尿まみれのグラデーションがかかった長髪を揺らしながら一心不乱に一輪の肉棒にむしゃぶりつき、そして同時に響子の肉棒を口に向かえる。

「ア ヒィィィイッ♪ 一輪さんのおちんちんと聖様のおくちが私のおちんちんと混じり合ってるぅぅうぅっ♪ ゴツゴツネトネトしたふたなりオーラルセックスで身 体に電撃走ってますぅ〜〜〜〜〜っ♪ の、脳みそがおかしくなってポポポポ〜ン♪ しちゃいそうだよぉ〜っ♪ このあえぎ声、こだまでしょうかっ♪ いい え、誰でもぉ〜〜〜〜っ♪」

 お尻を振りながら聖の口と一輪の肉棒を堪能する響子。

「きょ、響子のおちんちんが姐さんの 口の中でぶつかり合って……くぅ……こんな風に摩擦されたら誰でも快楽に屈服してしまいます…………♪ あ〜〜〜〜〜っ、わ、私の包茎チンポの皮が姐さん の口膣内で溶かされてさらに伸びてだるんだるんになってしまいますっ♪ そ、そうなったら月の医者のところにお世話になって包茎手術ぅ……♪ そ、そんな の嫌です! ほ、包茎のままがいいですぅ〜♪ 一輪包茎最高なんですぅ〜…………♪ んほぉっ♪」

 肩呼吸で平常心を装いながら、頭の中を圧倒的に淫靡なことで埋め尽くされた一輪。

「ん、んふぅ……あもおぉおぉぉ、じゅぽぽぽぽっ♪ ふ、二人ともわかっていますね? そろそろ味わったので私にもご褒美が欲しいです。嗚呼、喉が渇く……乾くんですぅ…………♪」

 聖は二人にご褒美の催促を求める。
 ひたすらネットリとしゃぶって味わってもらった二人は喜んで聖の口に挿入して、その状態で放尿する。



  じょぼぼぼ、じょろろろろろっっっっっ! ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! ジョボボボボボボボッッッッ!  じょろろろろっ! じょろっ! ジョロロロロロロっ! じょぼぼぼ、じょろろろろろっっっっっ! ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼ じょぼぼぼぼぼぼぼっ!



 次の瞬間、二人の鈴口から大量の尿が聖を溺れさせた。

「んひっ、ん、んごごごおっ♪ じょごごごおっ♪ おっごおおおおおおおおぉおぉぉおぉぉぉおっっっっっ♪ 」
「あひぃぃぃぃいぃいぃっ♪ く、くちの中がポッカポカの液体で満たされて……一輪さんのおちんちんとも擦れて……わ、訳がわからないよぉおぉぉおぉぉおぉぉっ♪」
「お、 おしっこまみれの肉壺に二人でおちんちんつけてるこの状況こそ訳わからないぃいぃぃいぃぃッ♪ 何コレっ、何なのコレっ、意味わからないいぃぃぃいぃぃ いっ♪ 夏の暑さにやられた女たちが命蓮寺に今ここに集ってるってことなのおおぉぉおぉっ♪ そういうことなのおぉぉおぉお♪ もうそれでいいのぉぉ おぉぉおぉっ♪」

 二本の肉棒を咥えながら、聖は鼻からおしっこを吹き出させてしまう。その光景はまさに夏の暑さにやられてるといっても誰も疑わないだろう。
 尿に溺れながらも聖は貪欲に、飲むことを止めることなく舌を動かし二人の肉棒から小便を搾り取る。

「んっ…………ゴクッ……ぷはぁ〜♪」

 尿道から勢いがなくなると聖は満足そうな顔で飲み干し、二人のペニスから口を離した。

「じゅるぅ……♪ 二人ともありがとう、とても美味しかったわよ♪」
「「あ、ありがとうございます!」」

 響子と一輪はともに声を合わせて聖に感謝の言葉をいう。
 頬についた尿を指で集め、舐めとると聖は立ち上がる。そして部屋の奥へと進んでいく。
 聖が移動すると入れ違いに部屋の奥からナズーリンが飛び出してきた。

「ご主人! わ、わわわっ! 私という者がいながら! 浮気ですか! やっぱりネズミには興味がないと!」
「ち、違います! ナズーリン、落ち着いて!」
「……じゃあキスしてくれ」

 星の部下であるナズーリンは嫉妬が激しかった。そのために星にキスするまでは許さない、と息巻いていた。
 キスしてくれるまで機嫌が直りそうにないナズーリンをみて星は目をつむり、唇を近づけた。

「んっ……」
「んん……んむぅ……あむっ…………♪」
「はぁん…………じゅるるっ、ちゅびっ……ふぅ……♪」
「ほぉっ……ひぃ……あふぅ…………♪」

 互いを求めるむさぼるようなキス。星とナズーリンはお互いの身体を密着させ肌と肌をなじませる。
 汗でヌルヌルしている少女たちの身体が交わる。熱気で湯気が出てくるほどに。それでも彼女たちはキスをやめようとはしない。

「んあぁ……いひぃ……♪」
「ご主人っ……ご主人…………えへぇ〜っ…………♪」

 とろけて二人がひとつになってしまうかと錯覚するほどにドロドロと肉体がまとわりあう。お互いのふとももや足、二の腕、手、腹。それらが巻き付きあい滑り摩擦され、それによって汗が周囲に飛び合う。まさに貪欲なセックスだろう。
 そしてそれはお互いの股間にある異物、男性器も例外ではなかった。性器と性器が擦れあい、より膨らんでいく。兜合わせで感じ合うチンポたちは、尿道からカウパーが漏れ、そして血管がどんどん張り詰めていく。下品極まっているといえる。

「んふぅ〜っ……♪ ナズーリン、そんなにおちんちん押しつけないで……っ♪」
「いいんだよ、ご主人……。あひぃ…………♪ イクときは一緒だから……一緒にチンポミルク、びゅるるるってしよう……?」
「ナズーリンっ……♪ ナズーリンっ…………♪」
「ご、ご主人♪ そんなに押しつけるなんてやはり変態だっ♪ ご主人は変態だなぁ、ハハッ」

 ナズーリンは星を笑いながらも強く、より強く抱きしめる。
 お互い抱きしめ合う力を強くしていく。星はナズーリンのペニスに自身の性器をよりいっそう押しつけて快楽を得ようとする。
 亀頭の裏スジと裏スジが擦れ合い、尿道が時たまキスする。竿部分がゴリゴリとぶつかりあい、まさに理想のおちんちんセックスといえる。

「あ〜っ、私たち相性抜群ですっ♪ もう、もう無理っ♪ ナズーリン、一緒に飛びましょうっ♪」
「イクときは一緒だぞ、ご主人っ♪ イクっ、イクイクッ♪ と、飛ぶぅうぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっ♪」



 ピュッ! ぷっ、ドピュルル、ぶびゅるるぅ! どくどくっ! ドピュ〜ッッッッ! ドピュピュッ! ビュビュビュ、ビュルル。ビュルルルッ! ドクドクドクドクッ! ピュルルルルッ!



「「う、あっ、はぁああぁああぁああぁあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっっっ♪」」

 声を共鳴させ、嬌声をハモらせながら同時に射精した星とナズーリン。
 重なりあった二人の腹の間にドクドクと精液が流れ込んでいく。お互いの精液と汗が交わりあって腹から床へと垂れていった。
 二人は尿道から絞り出すように、お互いがより近くにいられるように身体を抱きしめあい密着させる。
 精液がある程度出終わったあと二人は再びキスをし、抱きしめあい、性器を擦りつけて延々と愛の交わりを繰り返すのであった。
 外でそんなことが行われていることなどつゆ知らず、聖は部屋の奥へとたどり着く。
 そこには絡み合い、睦み合ってた封獣ぬえと村紗水蜜がいた。正常位で繋がりお互いを感じ合っている最中である。
 ぬえがムラサの女性器部分に己の肉棒をぶち込み、手荒に腰を振り犯す。ムラサはそれにだらしない顔で感じながら生やされた男性器を上下にふるわせる。

「あ、聖ぃ〜♪ 今お楽しみ中なんだけどぉ♪」
「ば、バカ! 聖様に何て口の利き方をっ」
「そんなこといってるけどムラサ、私にハメられながら聖に会うのは無礼なんじゃないのぉ〜? んほぉっ、ムラサの膣めっちゃ締まって気持ちいいっ♪」
「こ、これは……うぅ、違うんですぅ……♪ ッほぉ♪ し、子宮にごっつんこしないでぇ♪ おちんちんで子宮にキスしないでぇっ♪」
「おちんちん、じゃないでしょう?」
「くぅっ♪ お、お……おチンポ様ぁ♪ 聖様の前でっ、おチンポに子宮口突かれるとキュンキュン来るんですぅ〜っ♪ だ、ダメなのにキュンキュンっ♪ キュンキュンキュンキュンッ♪」
「うふふ、お二人は本当に仲がよろしいのですね」

 両手を胸の前に合わせて乙女のように振る舞う聖。
 そんな聖にお構いなく腰を振るぬえとその動きに合わせるムラサ。
 ヌプヌプと淫音が部屋に響く。二人のメスの肉のぶつかりはとても好色的だった。

「お楽しみのところ悪いのですが……喉が渇いてしまいまして。少し尿を飲ませてはいただけないでしょうか?」
「ん〜? どうしよっかな〜? 今、ムラサとのセックスで忙しいし。おっほぉ♪」
「こ、腰を打ち付けながらなんて物言いっ、くぅんっ♪ いやぁんっ♪」

 小競り合いをしながらテンションをあげ、腰をぶつけ合い粘膜と粘膜を摩擦させるぬえとムラサ。

「そこをなんとか……」
「聖、大丈夫。じゃあムラサのペニスを咥えてて。それにしてもありがとうね、こうやっってふたなりにしてくれて。ムラサと繋がることができて私とっても嬉しかったんだ♪」
「ばっ…………! こ、このタイミングでそんなこというのずるいっ! ずるいっ! ずるいっ!」

 つながりながら赤面し、両足をバタバタとさせるムラサ。本当にバカップルだな、と聖は思った。
 喉の渇きがまだ収まらない聖はそんなことを思いながらムラサの肉樹を咥える。

「おへぇっ♪ 聖のおくちで包まれちゃったっ♪ んんっ、腰パコパコされてるのにおチンポ様まで包まれちゃったらお手上げぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪」

 聖に咥えられ、そしてぬえに挿入されているムラサは快楽で身をヨガらせる。
 そんなムラサに興奮したのかぬえはよりいっそう腰を重く打ち付けていく。

「生ハメチンポセックスっ、気持ちいいっ♪ ムラサのおマンコ気持ちいいっ♪ 膣壁が数の子みたいになって……とろとろで……名器っ、すっごい名器だよぉおぉぉ〜〜〜〜〜っ♪」
「ぬえのおチンポ様もゴリゴリってして、私の気持ちいいところを擦りあげてくれるっ♪ パックリおマンコでぬえのおチンポ様咥えて大満足ぅ〜〜〜〜〜っ♪」

 ムラサとぬえはパンパンとお互いの肉をぶつけ合う。
 感極まった二人は両手をパーにし、重ね、指を絡ませあい、ギュッと握り合うと愛情を確かめ合う。二人の心が繋がった瞬間だ。
 お互いの『好き』が確認出来た瞬間、ムラサの膣の締め付けが強くなった。ぬえは予期せぬ刺激に驚き、そして射精欲が一気に高ぶってしまった。

「んっ、くぅっ、締め付けがキツくなって……もうイクっ! ムラサに出すっ♪ 正体不明の種付けちゃうっ♪ いけっ♪ なるべく腰を落として……孕めぇえええぇえぇええぇえぇええぇえぇっっっっっっ!」
「ぬえっ、ぬええぇえぇえぇえぇ〜〜〜〜〜っ♪ おっ、おっほおぉおぉぉおぉぉおぉぉぉおぉぉおぉぉぉおぉぉぉおぉぉおぉっっっっっっっっ♪」



  びゅぼるるるっ、ドクドクドクドクッ!ぷっ、ぷっ、ドピュルルルルッ、ぶぶぶっ、びゅるるるるるぅ! ドクドクっ、ゴボボボッ、びゅぼるるるっ、ドクドク ドクドクッ! ゴビュッッッ! ドクドクっ、びゅるるるるるるるうぅうぅぅっ、ゴボッ、びゅぼるるるっ、ドクドクドクッ! どくどくっ! ド、ドピュ ピュッ! ビュッビュビュ、ドクドク、ビュルルルルルッ!



「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪」
「キュンキュンきてる? キュンキュンきちゃってる? 私に中出しされてキュンキュンきちゃってるぅ?」
「きてるっ♪ キュンキュンきてるっ! む、ムラサのハートは撃沈されちゃったぁ♪ キュンキュンっ♪ キュンキュンキュンキュンッ♪ も、もう世界の真ん中で愛を叫んじゃうほどにキュンキュン〜〜〜〜〜〜〜〜っ♪」

 ムラサが声をあげて愛を叫ぶ。
 その瞬間、聖の口の中にあった男性器が暴発した。



 じょろろろろろっっっっっ! じょぼぼぼ、ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ! じょろろろろろっっっっっ! ジョボボボボ! じょろろろろろ! じょろっ、じょぼじょぼぼぼぼぼぼぼっ!



「おむぅうぅぅうぅぅぅぅうぅぅうっっっっっっ♪」
「えへへ、ムラサは中出しされるとおしっこ漏らしちゃう癖があるからね♪ これで聖の喉も潤うでしょ?」
「あ、 ああ〜〜〜〜〜〜〜っ♪ 私のしょっぱくてニオイのキツい尿がっ♪ 恥ずかしいっ♪ 聖様に飲まれちゃってるぅ♪ アンカーからいっぱいお漏らししちゃ うっ♪ 人の口の中で放尿するのって、人間をトイレとして扱うのって気持ちいいよぉぉおぉおぉ〜〜〜〜〜っ♪ キュンキュン! キュンキュンキュンキュ ンッ♪」
「キュンキュンきた私にムラサはメロメロ?」
「うんっ♪ うんっ、うんっ♪ ぬえにメロメロっ♪ 私、ぬえにメロメロなのっ♪ メロメロでキュンキュンなのっ♪ メロメロキュンっ♪ メロメロキュンキュンキュ〜ンっ♪」

 メロメロでキュンキュンなバカップル二人は互いに唇を重ね、お互いの唾液を口の中で交換し、舌を絡め合いより相手の味を確かめて至福の時を過ごす。
 そして聖もムラサのチンポに唇を重ね、おしっこを求め飲み干し、舌を這わせてより催促する。
 命蓮寺の一角は汁とニオイと熱、そしてそこにいる者たちのせいでとても淫猥な環境となってしまっていて、正気を保っていられるものは誰もいなかったのであった。
 そう、外部から見ている者たちも。





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「うわ……すごい……」
「すーごーいーぞー…………」

 寺の茂みから一部始終を覗いていた多々良小傘と宮古芳香。
 二人はお互いを見合うと身体をよじらせ見つめ合う。変なムード。

「あ、その、あのお寺の人たちってみんなエッチだね」
「うんー……」
「こ、こここここ、こんなところにいると変な気持ちになってきちゃう。あ、あああああああああ、あたし向こうに行くね」

 小傘は雰囲気を悟ってその場から立ち去ろうとする。
 しかし頭の腐ったこの娘には雰囲気など読めるわけもなかった。
 後ろを向いた小傘を全身で押し倒した。欲望に忠実ともいえる。

「ヤーらーせーろー!」
「キャー! レイプ魔ー!」

 こうして猛暑によって起こる淫らな行為はどんどん連鎖して広まっていくのであった。
 今年の幻想郷は命蓮寺を軸にイチャイチャするものが増えたという。そして聖はもっと尿が飲みたくなって命蓮寺以外の少女たちもふたなりにして、尿を求めたという。一人だけぶれなかった。南無三。



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