東方の打ち上げ行く男は大抵ホモセしてるから打ち上げはヤバイ
東方の打ち上げはマジでヤバイ。
どれくらいヤバイかというと、ホモだ。奴らはホモなのだ。女には一切興味が無い、いや興味はあるのだろう。だがそれ以上に女を見下している。人格破綻者たちだ。
もちろん全員が全員ではない。だけどそういう人種は確かに存在する。人生経験の歪みから女を見下し、さげすみ、吐き捨て、突き詰めていき男に走ってしまうのだ。
東方の打ち上げはマジでヤバイ。その理由はそういった人種がいるからだ。そういったイカれた人種のグループに属するととんでもないことになる。
いわゆるホモパコだ。そう、パコられる。お手軽セックスでパコパコと腰を打ち付けられ、肉穴を拡張されながら掘られる。狂った性欲、性欲の溜まった落とし穴、性欲の壺。まさにデュエルと言わんばかりのホモセ三昧。
要するにババ抜きだ。東方界隈には色んなグループがある。絵師、音屋、文字書き……まぁ文字書きの中には誰とも仲良く出来ない社会のゴミみたいな人がいるらしいけど……例えばそんなグループの中に《女を見下しホモになった奴ら》のグループがある。そのグループがジョーカー、ババだ。そういったババのグループに入ったらそれこそ「お前に明日はこない」となるだろう。それはマジで勘弁。
という長い前置きをしたが要するにだ。
【ホモのグループの打ち上げはヤバイから勘弁な】という一言でまとまる。
東方の打ち上げはやべーやべーよ。こんな感じ。
わかっていたのに。
僕は姫海棠はたてのコスプレをする男性だ。いわゆる女装男子。
大学生活の中でハマった東方、そして女装コスプレ。イベントに出るたびに知り合いが出来て、徐々にコスプレ生活も楽しくなってきた。楽しい日々の中で出来た同じく女装コスの知り合い……射命丸のコス、文さんと呼ぶことにする。文さんが「イベント後、打ち上げに来ませんか?」とツイッターで誘ってきた。
打ち上げには何人もの女装コスクラスタが参加するらしく、僕も楽しく鳴ってきたコス活動をさらに楽しくするべく、色んな人と交流を持たなければならないと思い参加を決意した。
「はい、もちろん参加します!」
これが大きな間違い、ジョーカーが手元に来た瞬間だった。
打ち上げ会場は幹事の自宅。幹事の彼、文さんの家はそれなりに広くて六人ほどなら窮屈にならない部屋だ。そこで僕たちはちょっとした雑談をしながら唐揚げを摘む。
部屋にいるのは文さん、はたてコスの僕、その他に諏訪子コス、早苗コス、アリスコス、魔理沙コスの六人。みんな男だ。だけどそういう団体だけあって、もちろん打ち上げ会場でも女装コスをしていた。文さんの自宅だから世間様には迷惑かけない。堂々と女装コス出来る。まるで部屋が幻想郷になったかと思った。
暫く雑談して、ご飯も食べて、それなりに夜も更けて来た。みんなお酒を飲み出し、段々と部屋が酔いどれた雰囲気になってきて。終電もなくなっちゃったし泊まることになって。
「今日は泊まりなよ〜」
「俺も泊まろうかな」
「わたしも」
「あ、じゃあそうします……」
みんなが泊まるというので僕も泊まることにして、ちょっとまどろんで。
そんな中でお酒を飲んで話して〜ってやってるうちに雑談の内容が変な方向へといった。これがジョーカーが手元に来た瞬間。このグループはババだったのだ。
「あのさ〜、君って可愛いよね」
突然、文さんが僕に向かって変なことを言い出した。まぁ、自ら女装してるだけあって可愛いといわれるのはやぶさかでもないが。だけど文さんは続けてこう言い放つ。
「ちょっとさ〜、エッチしない。エッチ」
話が変わってきた。
「いや、えっ……ええ〜っ……」
「いいじゃん。エッチ。ほら、はたてコスしてるなら文コスの私に抱かれたり抱いたりするの楽しいって。別にいいじゃん。どうせ他の東方クラスタみんなエッチしてるよ。あいつらセックスと人の悪口しか興味ないんだから。あと艦これ」
「それは文さんの主観だと思うんですけど……そのぉ……」
「エッチくらいいいじゃん。ほら、根本だけ! 根本だけだから!」
「それ全部挿入完了しちゃってるじゃないですかぁ〜!」
文さんの求愛アピールが続いてかわすのに必死な僕。
ふと周りを見ると、他の女装コスの方々がキスしたり、股間をまさぐり合ったりしていた。おかしい。彼ら、そう彼らだ。彼らは男なのに、男同士なのにエッチなことをしている。
もしかしてこの打ち上げは、もともとそういうことをするための集まりだったんじゃないのか。気がついたときにはもう遅い。僕はまんまと毒蜘蛛の巣、もとい毒天狗の巣に誘い込まれてしまったのだ。
周りの異様な雰囲気が僕の正常な判断をおかしくし、この空気に乗じて文さんは僕の身体を衣装の上からなで回す。
「文さんやめてください」
「いいから。とっとと始めましょうよ。女装してるからには男とヤリたいんでしょ。女役やりたいってことでしょ。女になるなら肉体も女性役やらないと」
「女性役って……文さんも女装してるじゃないですかあ!」
「私バイだし。じゃあレズセックスってことならいいじゃない。レズのホモセでいいじゃない。女装セックスすればいいじゃない。女装レズホモセックス」
「意味わからないんですけど! ちょ、ちょっとぉ!」
文さんはどこで慣れたのか、僕のツインテールを片手で掴みながら、反対側の手でスカートの中、ショーツ部分を上からなで回してくる。睾丸の辺りがまさぐられるのが変な感じだ。
「いや、ショーツじゃん! ショーツ履いてるってことは女役やりたいってことでしょう! ほら、こんな小さい布きれでキンタマとか隠せないでしょ! はみ出しちゃってるし! 変態じゃん! 変態! 変態ならエッチすればいいでしょ!」
「違いますぅ……し、下着も可愛いの履いてこその女装だと思ったからぁ……」
「いやいいから。しようよ。どうせ周りもヤッてるし。エッチすればいいじゃん! 東方の打ち上げは男性同士のホモセって相場が決まってるから! ほら、最古参だから私! 恒例行事みたいなもんだって! 古参アピするし! ほら、ダブル古参ピース!」
「ピ、ピースで僕のちんちん挟まないでくださいぃ……!」
可愛さ重視の小さいショーツ、当然ちょっと弄くられて勃起した男性器ははみ出してしまう。そのはみ出した部分をチョキで挟まれた僕は思わず弓なりに感じてしまう。
周りをちらりと見るとアリスコスの男が魔理沙コスの男性器をじゅぽじゅぽと音を立てながらしゃぶっている。吸盤のように吸い付いて、怒張していきり勃った肉棒に吸い付く様、アリスがバキュームフェラしてる様は、男同士の行為に興味がない僕でも興奮してしまうほどだ。
また別の方向をちらりと見ると諏訪子コスの男と早苗コスの男が下半身を露出して抱き合い、濃厚な接吻をしている。粘液を交換しながらの舌の絡ませあい、さらに露出した下半身……陰茎を密着させて押し合っている。肉棒同士の押しくらまんじゅうみたいになって、互いが互いの快楽を貪っている。とろりと尿道の先っぽからあふれ出たカウパーがチンポ同士の擦り合いをより潤滑にしているのが目に見えてわかる。
「あれ〜? 何を見てるんですかねぇはたてさんは。おお変態なこと変態なこと」
「ち、違いますっ! 僕は別にそんな趣味は……」
「言い訳しながらも他人のおちんぽセックス見て女装チンポ勃起させてるじゃないですか。これでどの口が「そんな趣味はない」なんて言えるんですか。クレイジーですね。クレイジーチンポレズ天狗姫海棠はたてです。本当は念写って粘液を射精するって意味での粘射って書くんじゃないですかぁ〜?」
「意味がわかりませ……んっ」
「ちゅっ、んっ……はぁっ。うるさい口はふさいじゃいます」
「な、何……んちゅううっ」
文さんは僕にいきなりキスをする。口に舌をねじ込まれた僕はうろたえるも、そんなことはお構いなしに僕の舌先から舌裏をなぞるように舐め回し、そして唾液を注ぎ込んでくる。
男性の唾液だとわかっているのに、自分ははたて、彼は文だという見た目と周りの雰囲気から流れ込む生ぬるい粘液を喉奥に流し飲んでしまう。
「んぐっ、んっ……」
今、僕は文さんの……女装文さんの唾液を飲んでる。男の唾液なんて不快感しか抱かないと思っていたのに不意に美味しく感じてしまう。
もっと、もっと文さんの唾液が飲みたい。
気がつくと僕は自ら文さんの口に吸い付くようにして唾液を欲していた。
「じゅるっ、んじゅちゅうううっ」
「なぁんだ、やっぱり変態じゃないですか」
「ち、違います……これは東方クラスタとして当然のことだからぁ……はたてコスしてる以上ホモセは通過儀礼だから仕方無いんですぅ……じゅるううっ」
「何ですか気分乗ってるじゃないですか。ほら、こんなにちんちん勃起させて」
「い、嫌です……それを言っちゃ……はわわぁ……」
「可愛いですね!」
文さんは僕の発情を悟ってしまったらしく、嬉々として下を脱がせてきた。
「東方界隈なんだから遠慮なさらず、素直になったほうがいいですよ。だって男の肉棒と肉棒がぶつかり合うのは気持ちいいことなんですから。男はホモがルールですよ!」
「打ち上げは……ホモ……」
「そうそう」
これが東方界隈の闇、性欲の宴。ジョーカーを引いてしまった僕はこの打ち上げで童貞と処女を一気に失うことになる。打ち上げは、ヤバイ。
「ほぉらはたてくんのおちんぽ、舐めちゃいますよ〜?」
「ひゃあぁっ!」
「女装男子のちんちんペロペロは気持ちいいでしょ? こういうこと本当はしたくて女装コスプレしたかったんじゃないの〜?」
「ち、ちがいますっ……僕は健全で……はうぅっ」
「健全? でも今は?」
「おちんちん気持ちいいですぅ……!」
「良くできました♪」
これがコスプレ界隈の闇。女装の闇。東方の闇。
少しでも息を吸ったらイキ狂うような快楽劇、いわばここは幻想郷の終着駅。溺れ窒息したホモの楽園。
「ほら、はたてもしゃぶってよ」
肉棒から口を離し起き上がる文さん。目の前に出されたのは文さんのグロテスクに黒ずむオチンチン。これを僕の口元に持ってくる。
「ほら、女の役やりたいならおちんちんはおくちで食べなくちゃ。モグモグしてこそ一人前の東方コスプレイヤーですから」
「い、一人前ぇ……♪」
僕のツインテールを掴む文さん。
「ほら、イラマチオハンドル♪」
「えっそれは……」
「そぉれっ!」
「ングゥウウウゥッ!」
急に文さんの勃起チンポが喉奥をぬらりと進むようにねじ込まれて僕は焦る。吐きそうになるほどの衝撃が食道を通過するたびに、何ともいえない感覚が襲う。
ああ、今僕おちんちんイラマチオされてるんだ。はたてのツインテールを持ち手にされて文さんのホモチンポしゃぶらされ突っ込まれ犯されてるんだ。
すると突然横から声とチンポが。
「はぁ、新入りのはたてちゃんが可愛くてムラムラしちゃった」
「やっぱホモセは乱交に限るし」
「パコらせてくれよ〜頼むよ〜〜〜」
「おねがい〜〜〜〜〜〜〜」
のせて〜と、コロコロコミックの読者ページかと思うほどのノリで他のコス男子たちが集まって、僕にチンポを突きつけてくる。むせ返るほどのおちんぽパラダイス。
「わぁ♪」
僕は思わず目を輝かせて喜んでしまった。毒されてしまったのか、おちんちんがたくさんあるのが嬉しかった。これを好き放題出来るんだと思うと期待で胸が膨らむ。
ここで僕は気がつく。東方の打ち上げが何故ヤバイか。それはホモに目覚めてしまうからだ。だからきっと僕もそうだし、他の奴らも打ち上げでホモセしてるし、あいつらもホモセしてるし、打ち上げ行く男はみんなホモセするホモだし、女は首吊って死んでる。これが東方の打ち上げのヤバさ。気がついたときにはもう遅いのだ。
「このはたてにおちんぽのお恵みお願いしますぅ〜♪」
「ほらしゃぶって」
「ああ、私も諏訪子さんのチンポと重なりながらフェラされたいです!」
「いいなぁはたてくんのおくちの中で兜合わせなんて。それじゃ俺は腹筋にチンコ擦りつけさせてもらうぜ」
「私ははたてくんの頭の上にキンタマごとおちんちん乗せちゃうんだから!」
みんながそれぞれ好き勝手に僕に男性器を押しつけて弄ぶ。僕はチンポまみれになる。東方コスした男性たちのチンポにまみれて快楽を貪る。打ち上げは男性器が飛び交うのだ。右を見てもチンポ、左を見てもチンポ、口の中に、手に、腹に、頭に、そして尻に。
「あむぅ、んむぅ、じゅるれろぉおっ♪」
「んも〜はたては私だけのカップリングなのにみんな好き勝手やってくれますねぇ。それじゃあ私ははたてくんの処女頂いちゃいますから」
文さんがローションの瓶を僕のアナルにねじ込み無理矢理出して、自分の肉棒にもまぶしてドロドロにすると、指を二本ねじ込んでほぐしてくれる。もともとホモじゃないがアナニーしていた僕のアナルは一気にほぐれる。
「なんだ、やっぱ準備万端じゃないですか」
「オナニー極めたかっただけですぅ……んひぃ……♪」
「ほら、言い訳はいいからイキますよ」
ほぐれた肛門に肉棒がお邪魔することはたやすいことだった。侵入したチンポはまるで犬かと思うほど中で膨らみ、僕の腸壁を刺激していく。肛門から出るときの気持ちよさが病みつきになりそうだ。これは男がホモになるのも仕方無いと、アナニーをもともとしていた僕は納得してしまう。
「それじゃあ俺は童貞を盗んじゃうぜ」
コスプレ男子俺魔理沙さんは僕の怒張したはたてチンポにまたがり、自分の尻穴を二本指で広げながら一気にしゃがみ沈む。男の肛門に自分の性器がずぶずぶと飲み込まれたのを視覚的に確認したとき、自分の中で一線越えたことを自覚した。
「あぁ〜……飲み込まれていく……気持ちいいぃ……」
「童貞いただきだぜ☆」
男のアナルがこんなに気持ちいいのかと思うほど、僕は今まで試したどんなオナホよりも名器である魔理沙さんのアナルを掘りながら堪能する。この悦楽は男同士でしか味わえない。むせかえるような汗臭さ。男同士の肉と肉のぶつかり合い。そして女装。ホモもレズも味わえる。東方の打ち上げは素晴らしい。
「あ〜もう魔理沙とられちゃった! もう仕方無いからはたてにぶっかけてやるんだから!」
嫉妬したアリスが僕の方向を向いてオナり始める。掘って掘られての僕をオカズにしながらのオナニー。正直見られるのはレイヤーの性なので興奮する。もっと僕でオナニーしてほしい。そう思うとますますチンポ奉仕をしたくなる。
「ああっんはぁっあんっ♪」
おもわずあえぎ声まで漏れる。僕はすっかりホモになってしまった。
「ああもう駄目! 皆さんイキましょう! 一緒にイッてはたてさんに歓迎のザーメンシャワーしましょう!」
「いいね」
「ぶっかけちゃうぜ☆」
「おちんぽミルクで部屋をハッテン場に変えよう」
「かけさせて〜〜〜〜〜〜」
文さんの提案に賛成するみんな。
僕はザーメンシャワーという言葉の響きだけでアクメしそうになる。ザーメンをかけてもらえる。真っ白にはたてくんが染まる。その妄想だけでもう駄目だ。僕は女装コスプレするホモの変態になってしまったんだ。
「それいいですっ! 素敵っ! ぶっかけて! お願いっ! イクっ! イクッ♪」
「みんなイクぞ!」
「ウッ♪」
「出るぅうううぅッッッ♪」
ドプッ、ごぼびゅるるッ! ドビュルルル、ごぼぉっ! どくびゅるるる、ゴビュゴビュルッ! ドピュ、ぼびゅびゅびゅ、ビュビュッ! どくどく、ビュルルッ! ドピュッ! ドボボボボッ! ぶび、ブビュルルルッ、ドビュ、ぶびゅるるるるるぅ!
一斉に放射される精子。まさにシャワーのようだ。たくさんのチンポからザーメンが出された。これがザーメンシャワー。東方キャラがチンポからザーメンを出し、東方キャラがチンポを汚していく。
「はぁっ気持ちよかったぁ……♪」
東方の打ち上げはマジでヤバイ。
打ち上げ行く男は大抵ホモセしてるから打ち上げはヤバイ。
そしてホモになってしまうから、だからこそヤバイ。
それを知ったときにはもうホモになってるからヤバイ。
これが男の宴。同性愛セックス。東方打ち上げ。
「ふぅ、気持ち良かった……はたてさん、また打ち上げ来てくださいね」
「は……はいぃ……っ♪」
文さんの打ち上げの誘い。
当然乗る。だって僕は東方クラスタなのだから。
打ち上げ大好きだから。
僕は尻穴から、頭から、全身からザーメンを垂らし、精臭に酔いしれながら次の打ち上げに想いを馳せる。それだけでまた勃起してしまった。
打ち上げはきっと精子を打ち上げるという意味なのだろう。
口の中に残った精子を舌で味わいながらそんなことを思った。
《了》
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